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[(27) 小豆島 四海漁港

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出艇地のランドマーク・ピラミッド形の無縁墓(左上)。出艇記念(左下)。凪の海に恵まれた2026/7/11(右)

 2026/7/11() 朝、伊丹空港を飛び、那覇経由で石垣空港に着く計画だった。が、台風9号が石垣島を直撃する予報!5日に8連泊のホテルをキャンセルした。一方、中国地方は梅雨明けを思わせる予報で、小豆島も好天予報が続いた。幸い、土庄港北西地・全室オーシャンビューの[ホテルグリーンプラザ小豆島]4連泊が確保できた。JALが台風のため100%返金をWeb開示した8日にキャンセルした。さらに、伊丹での前泊ホテルも無料キャンセルし、岡山駅至近のビジネスホテルを予約。7/10(金)智頭から大阪への指定席特急券を、岡山へとWebで変更し、同夜は、友人と久しぶりの飲食を楽しんだ

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出艇後、振り返り撮影(上)。計画通り、西北に漕ぎ始めたら腹ビレがつかえた。予定外の浅瀬!(下)

 小豆島は、妻の願いで16年前に初体験。エンジェルロード海域でサンセットカヤックを(本会報2023年3月号掲載)計画し、鳥取からマイカーでの移動だった。が、単独の今回は安全優先で、、JR移動とし、岡山駅から新岡山港往復は路線バス。小豆島でレンタカーを借りた。

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←西方向 先端は室崎 ~ 優美な海岸線 ~ 新開漁港→(左)。Aに注目(右上)。同 望遠撮影(右下)

 豆島に連泊してのカヤックを決めた後、レンタカーの駐車が出来て、至近地に出艇適地がある地を、急遽検索した。
 小豆島の観光地が連なる南地域には、道の駅ふるさと村、オリーブビーチに無慮駐車場があり、眼前の砂浜から出艇することが可能で、とくに前者は業者企画のレンタルカヤックもあった。そして、「恋人の聖地」を謳った賑わうエンジェルロードは至近の有料駐車場と、少し離れた無料駐車場がある。

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室崎付近にて南東方向:土庄港・湾を遠望(上)。室崎(下左)。室崎に近接(下右)

 一方、16年前に新岡山港から出港し、小豆島・土庄港が近づいた際、甲板から美しい島・海を眺めた記憶が鮮明に残っていた。地図で確認すると、小豆島の北西海域。
 4連泊を確保した西(夕景)・南(土庄湾)の展望に優れた高台に建つリゾートホテル[グリーンプラザ小豆島]の北側至近の浜で出艇適地を求めた。主要道(香川県道253号線)を下り、海岸に沿う小道へと左折。めざしたのは付近のランドマークであるピラミッド型の無縁墓。駐車スペースは十分。がしかし、GoogleのStreet Viewで見ても海岸の防波目的の壁の高さが分からない。
 レンタカーを停めて、近接すると、道路面から1.5m近い高さで、海岸を覗き込むと2m以上もある!同地での諦めて、歩いて引き返すと、上り傾斜となり、相対的に壁が低くなる。かつ、1か所、海岸側に70cm程度の段差が設けられていた。これなら乗り越えられ、出艇・上艇が可能です。

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室崎を時計回りに漕いで北東方向へ。優美な海岸は南東側(上)。めざす四海漁港を視認(下)

 幸いほぼ無風の海面は穏やかで鏡面。出艇後、海岸線を北へ漕ぎ、地区の小漁港に近接後、半島部の南岸を西へ。室崎を時計回りに漕ぎ、海岸の風景を楽しみつつ、四海漁港へと漕艇しました。

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四海漁港のランドマーク・防波堤灯台:中心部が開放された防波堤(上)、灯台を通過し漁港エリア(下)

 小豆島の北西端に位置する辺境の地にあって、名称は大きな「四海漁港」とあり、検索しました。
 以下、AI による概要です。
 香川県小豆郡土庄町にある「四海漁港(しかいぎょこう)」と、周辺の四海地区の地名のいわれについて解説します。かつてこの地域にあった「四海村(しかいむら)」は、4つの集落(伊喜末・小江・長浜・滝宮)が合併してできた村です。その地形が「四方を海に囲まれていること」や、「四方の海(穏やかな海)が開けていること」から、縁起の良い「四海」という名がつけられました。
 四海漁港を拠点とする四海漁業協同組合は、近年、瀬戸内海の「小豆島 島鱧(しまはも)」のブランド化に成功し、活魚や独自の加工品(鱧天など)を出荷・・・。

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干潮期(左)の四海漁港で目立つ魚籃観音(中)。何とか通過した防波堤への潮の流れが強い。北北東方向(右)

 四海漁港の中に、大きな魚の上に立つ特異な魚籃観音が岩の上に建立されています。漕艇した目的の一つは魚籃観音に近接することでした。潮の具合・天候によっては、北西部の沖ノ島の周回も念頭に置いていました。
 想定外でしたが、四海漁港の大きな防波堤に近づくと、渦を巻きそうなほどの潮流に遭遇。干潮に向かう北から四海漁港を通り、南西に抜ける潮流と理解しました。
 流れに抗して漕ぐ労力負荷を避けて、沖ノ島の西側から時計回りに四海漁港に入ることも考えました。が、沖ノ島の北西部も同様の潮流があると見ました。

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潮流に委ね港を出て、干潮期に目立つ岩島へ(左上)。沖合を漕艇(右下)。満潮期に顔を出す大岩(右)

 結局、距離が短い防波堤を通過することにし、セッセと、力強く漕ぎ続けました。呑気に写真を撮っていると、あっという間に流され、元の木阿弥です。ひたすら漕ぎ続け、四海漁港内の流れが緩やかになる魚籃観音至近地に至り、安堵しました。が、魚籃観音は東向きの建立で、午後時間帯だったゆえ、残念ながら観音様のお顔は逆光でした。
 自身の撮影に及第点を与えた後、漁港内の中央で北へ抜けるべく漕ぎ始めましたが、潮流が強く、筋肉疲労を来すとみて、あっさりと諦めました。
 漁港内を潮流に委ねて、防波堤の下を西へ流され、外海に出て、灯台を目に留めつつ、北へと漕ぎ、沖ノ島に近接しました。そして、室崎を遠望しつつ、復路を漕ぎました。大きな岩島を目に留め、立ちよりました。
 干潮期であり、海域には不釣り合いなほどに異様に連なっている様に驚いた次第です。満潮期には、高さのある大きな岩を除き、周囲は暗礁と化す海域です。

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室崎を抜け(上)。出艇地に戻り上艇:凪の海 南側(下左)。上艇記念(下中)。漕艇方向(下右)

 室崎を周り、出艇地の見える湾状の海域に入ると、再び、鏡面の海面でした。新岡山港、高松港と土庄港を連絡するフェリーを遠望し、養殖用のブイが密に並ぶ海域を迂回しつつ、出艇地に戻りました。

◆ 漕艇コースの地図を付けました。
 

 ところで、私事、初めて知った魚籃観音。AIによる概要「大漁祈願、海上安全、魚貝類供養、商売繁盛などのご利益があり、女性や水産業に携わる人々から広く信仰され・・・」。
 ウィキペディアの抜粋「三十三観音に数えられる観音菩薩の一つ。中国で生まれた観音の一つ・・・。この観音を念ずれば、羅刹・毒龍・悪鬼の害を除くことを得るとされ、日本では中世以降に厚く信仰され・・・。大きな魚の上に立つものなどがある。」

 HP版のみ国土地理院地図も付けました。復路の大岩は示されていません。

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 鳥取県東部医師会報 2026年9月号の原稿です。

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