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[(27) 奥津湖

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2026年快晴の子どもの日、鏡面の奥津湖で初出艇(左)。上艇後に眺め降ろしたら浅瀬が・・・(右)

念願としていた奥津湖でのカヤック。出艇最適地は1か所のみです。北東端R179バイパス沿いの[みずの郷奥津湖]から湖畔に降りる車道があり、湖畔広場[パドリングフィールド]に駐車し、出艇です。

 シミュレーションを済ませ、2024年の桜満開期に現地に出向いたら、何と工事中で進入禁止!マイカーで奥津湖を周回し、土地勘を養った。2026年5月2日(土)快晴に恵まれ、早々と出艇準備を整えた。朝出発前に、念のために調べたら、何とリニューアル1周年記念で、一般の出艇は禁止!

 3度目の正直で、5月5日に初出艇し得た。子どもの日ゆえ、湖畔広場の混雑想定で、早めの出艇を意図し、湖山を発った。[みずの郷奥津湖]は9時開店。現地に8時前に到着したら、湖畔に降りる道路入口にはチェーンが!建物前の駐車場に停め、約10㎏のカヤック一式を持ち、車道を約500m、高低差約40mの下り車道を歩いた。非営業用の西端の地で、艇の準備を整え、出艇し得た。

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出艇後、振り返り撮影(上)。計画通り、西北に漕ぎ始めたら腹ビレがつかえた。予定外の浅瀬!(下)

 結果論だが、上艇後に、散策路を歩き、建物の裏・湖畔側のテラスに立って眺めたら、砂州を伴う浅瀬が明白だった。即ち、吉井川の上流部から流れた土砂の堆積。吉井川に設けられた苫田ダムの水位が上昇している際は、砂州も湖中に失せるのでしょうが・・・。

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南南東からの微風予報の朝、奥津湖は鏡面だった。順光の西方向(左)。東方向も湖面は鏡(右)

 浅瀬を迂回し、湖岸沿いに南西方向へ漕いだ。早朝の予報(tenki.jp)は、南南東1m/s.の風だったが、文字通りの鏡面の湖面に恵まれた。朝早い時間帯ゆえ、他には出艇がなく、貸し切り状態を満喫しつつ、ゆっくりと環境に浸り漕ぎ、パドリングを止めて眺め、撮った。

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奥津湖を西岸沿いに南方向へ:湖畔に自生する満開の藤が脚色(右)。鏡の湖面に映える苫田大橋(左)

 組写真からは割愛したが、タニウツギの大木が連なる地を過ぎ、やがて、湖面に垂れる満開の藤にも出会えた。2004年春、智頭町内の各所をドライブ初体験した際も、自生する満開の藤を愛でた。が、奥津湖ではカヤックに座していても手が届く距離に満開の藤を愛でることが出来たのは幸いでした。
 間もなく、南端付近の苫田ダムに漕ぐ行程の前半のハイライトと位置付けた苫田大橋が見えてきました。相変わらず鏡の湖面に上下対象に映える橋脚と風景を堪能し得ました。
 苫田大橋に近接した際、齢75歳7か月余の身にして、体験し得たことに感謝の念を抱きつつ、アングルを変えて撮影。出艇当初に記念の自画像を撮りましたが、珍しく2回目の自画像も嬉しくて撮影。

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奥津湖畔を周回する車道は、少なからず橋梁部分も(左)。苫田大橋を含め、振り返り撮影(右)

 2024年春、出艇不能だった際、湖畔をマイカーで周回した。走行車両は稀有であり、谷部分に架かる橋上で停車し、湖面を眺め、撮った。今回はカヤックから見上げるように橋・環境を眺め撮った。
 苫田大橋通過後、南下を続け、途中2-3m/s.程度の向かい風に遭遇したが、やがて再び穏やかな湖面に恵まれた。紫外線対策で帽子は着用し、かつ、妻に命じられ、顔面は日焼け止めを塗った。この頃、汗ばみ感から長袖シャツを捲り上げた。結果、帰宅後に気づいたが、立派なI度の熱傷。

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湖畔あるタニウツギを愛で(右)、西へ漕ぎ苫田ダムへ。ダムがある入江構造部には進入禁止のブイ(左)

 湾曲し、南方向に流れる吉井川の渓流に設けられた苫田ダムは、奥津湖の南端に位置します。
 国土交通省中国地方整備局(苫田ダム管理所)のHP情報を引用します。苫田ダムは苫田郡鏡野町(旧奥津町)に平成17年3月に完成・・高さは74m、長さは225m、水を貯めることの出来る貯水量は8,410万㎥で、岡山県内では・・・3番目の貯水量・・・。旧奥津町に位置し、公募で「奥津湖」と命名された。

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苫田ダムから湖畔沿いに東南部へ漕艇(右)。南端地は鞍部の地形で、増水時対策での鞍部ダム(左)

 2024年にマイカーで走った際は、みずの郷から県道を南下し、苫田大橋を渡り、苫田ダムへ。ダム管理所横の駐車場に停め、ダムの下流部を含め、眺めた後ダム上の道路を東へ。鞍部ダムの下流域は広い平坦地・公園でした。谷合地形の特性から設置された鞍部ダムの存在を初めて知りました。

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鞍部ダムから湖畔沿いに東へ(右)。苫田ダムを遠望(左上)。北岸、R179と県道の分岐部(左上)

 鞍部ダムからは東湖岸沿いに北へ漕ぎます。ここでも湖畔に枝を垂らすように満開の藤に出会え、心が和みました。R179号バイパスから分岐する県道の橋梁を眺めました。R179は即、長いトンネルに入ります。同地からは、復路は西北西へ。湖岸沿いに漕ぎ続けると、景勝地で、奥津湖で唯一の島に差し掛かります。その名は浮島。ダム湖になるまでは、丘の形状で、水路が出来たことで、浮島と命名されたのでしょう。
 県道から浮島へは吊橋形状、歩行者専用の浮島橋があります。2024年にマイカーで訪れた際、駐車場に停め、浮島橋と橋上からの景色を楽しみました。

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浮島橋が見えた。左・南方向が浮島(左)。優美な浮島橋(中)。命名[浮島水道]から仰ぎ見る浮島橋(右)

 カヤックでは初探訪地ですが、2024年にマイカーで走行しており、地理は承知済。見晴らしの良い台地上の広い駐車場のある公園を眺め、浮島が近いと認知。やがて、入り江形状の湖面で浮島橋を遠望。流石、渓流の吉井川にダムが設けられて出来た湖ゆえの景勝地を成しており、心を躍らせる感覚を抱きました。無風状態でしたが、艇はゆっくりと進行方向・西へ流されているのに気づきました。若干のパドル操作で、浮島水道を通過。振り返り撮影も楽しんだ後、復路。湖岸の風景に慣れたこともあり、漕ぎ続けました。
 再び、苫田大橋を視認。カヤック1艇と遭遇。挨拶を交わした後、大橋に近接すると、複数のカヤックが・・・。先頭はコーディネーター艇・・・で、彼が「こんにちは!」と。次いで、SUP2艇も。
 出艇地のパドリングフィールドに近づくと、カヤック、SUPは計20艇弱程度。こどもの日にしては、家族連れが少なく、拍子抜けの感・・・。一方、湖畔に降りてくる車をみて、[みずの郷 奥津湖]9時開店に合わせた解錠との判断をしました。
 紅葉の季節に追体験する際は、9時をめざして湖山発!

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 鳥取県東部医師会報 2026年7月号の原稿です。

★以下、HPのみの写真

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